酒全般

【入門編】そもそもお酒とは??

こんにちはNaokiです。

今回のお話は「そもそもお酒って何??」というテーマでお話していこうと思います。

お酒といえば、身近なところで言えばコンビニやスーパーでも当たり前に陳列されていたり、酒屋さんや大きめのデパートなんかに行くと数多くの種類のお酒が並んでいますよね。

また、日本ではなかなか手に入らなかったり、そもそも日本ではあまり知られていないお酒があったりと、数えきれない程の種類のお酒が世界中には存在します。

「お酒を通じて会話が弾み、交流が生まれる・育まれる」

お酒好きの方ならこういった経験もありますよね??
世界各地で「お酒」は素敵な出会いや交流を生み続け、人々に愛されているのです。

さて、みなさんはそんな「お酒」の事をどのくらい知っていますか??

その種類や基礎知識を押さえておくことで、さらに「お酒」が楽しめるようになるはずです。

この記事を読むと…
  • お酒の基礎知識がわかります
  • お酒の分類がわかります

お酒の基礎知識

ビールやワイン、ウイスキーなど世界的に有名なお酒から、日本人には馴染みのないお酒まで、世の中には非常に多くのお酒が存在します。

そんな多種多様なお酒ですが、実は大まかに3つの種類に分類することができるのです。
それはどのように分類でき、それぞれどんな特徴を持つのでしょうか。

そもそもお酒と呼ばれるには何らかの定義があるのでしょうか?

お酒に関する基礎知識を一緒に学んでいきましょう!

『お酒の定義』とは??

『お酒』とは

【アルコールを含んだ飲料の総称】

とされています。

そしてお酒を飲むと、このアルコール(エタノールやエチルアルコールともいう)の作用により、体内で分解されるまで「酔い」という状態になってしまう特徴があります。

日本では酒税法により、【アルコール分が1度(%)以上の飲料をお酒とする】と定義づけされているそうです。
ちなみに、アメリカでは0.5度以上、EUでは1.2度以上、イギリスでは0.5度以上となっており、国によって含有量の決まりに差はあれど、「アルコールを一定量含んだ飲料の総称」をお酒と認識して間違いはなさそうです。

お酒のアルコールは『アルコール発酵』によって得られる

お酒に含まれる「アルコール」はアルコール発酵により生成されます。
そして、そのアルコール発酵には「糖分」「酵母」の2つが必要となります。

では、その2つをどのように手に入れるのでしょうか?

まずは「糖分」ですが、

これはお酒を造るうえで欠かせない原料の中に含まれています。
ワインの原料であるブドウには元々「糖分」が含まれていますし、その他多くのお酒に使われる穀物類には「糖分」に変わるタンパク質(デンプン)を含んでいるのです。

そして「酵母」ですが、

酵母とは空気中や土の中など自然界の中のどこにでも存在します。

例として…
ワインであればそのアルコール発酵の元となる酵母は、ブドウ畑の土壌やブドウ自体の果皮、醸造所などにも自然に存在するのです。

古来ではそういった天然酵母を利用し発酵が行われてきましたが、
現代では、雑菌の混入防止や品質の安定化を理由に人工酵母を添加することでアルコール発酵を行うのが一般的となっています。

そうして手に入った「糖分」と「酵母」の働きによりアルコール発酵が起こります。

上の図解のように原料に含まれる「糖分」を微生物である「酵母菌」がアルコールと炭酸ガスに分解し、これによりアルコールを含んだ飲料、つまり「お酒」が出来上がるのです。

お酒の分類

数多くの種類があるお酒ですが、実は大まかに3つの種類に分類することができます。

製法により分ける事ができるその三分類というのが

  1. 醸造酒
  2. 蒸留酒
  3. 混成酒

になります。

「醸造酒」とは、3分類の中で最も原始的な製法で造られるもので、アルコール発酵により出来上がったものを、そのまま(もしくは濾過などして)飲むお酒の事を言います。

「蒸留酒」は醸造酒(正確には「もろみ」の状態)を加熱し、その蒸気を液体として回収する事でアルコール度数を高めて飲むお酒になります。

そして、醸造酒や蒸留酒をベースに果汁や香料、糖などの副原料を加え飲むお酒が「混成酒」になります。

分類ごとに代表されるお酒は以下の図解の通り。

上の図解の()内は各お酒の原料になります。
つまり、三分類にて大まかに分けられた中で、「大麦の醸造酒はビール」「ブドウの醸造酒はワイン」といった具合に、原料などによりさらに細かく分かれていく事になるのです。

まとめ

今回は、

そもそもお酒って何??

という事でお話させていただきました。

お酒とは『アルコールを含んだ飲料の総称』のことで、
その「アルコール」は原料に含まれる糖分と酵母の働きにより生成されます。

そして、製法により

  • 醸造酒
  • 蒸留酒
  • 混成酒

の3種類に分類でき、その中で原料ごとにさらに細分化されます。

世界各地のその土地ごとで収穫できる農作物を使い、あらゆる方法で様々なお酒が生み出されてきました。

*使用される原料の風味を豊かに残した味わいの「醸造酒」
*原料の風味を残しつつアルコール度数を高めて、熟成香も楽しめる「蒸留酒」
*果実やハーブなどを漬け込んだりし、美味しさや飲みやすさを追求した「混成酒」

さらに、主にスピリッツ(ジン、ラム、ウォッカ、テキーラの総称)や、焼酎などの蒸留酒をベースに炭酸水やジュース、果汁などを混ぜ合わせた「カクテル」「サワー」などもあり、お酒の種類と飲み方というのは無限に広がっています。

だからこそ、自分に合った「お酒」や飲み方もきっと見つかると思います。

「お酒」とは、好きな味を自分のペースで楽しむ事が大切だと私はそう考えます。

アルコールが引き起こす「酔い」は度が過ぎると悪影響を及ぼすこともありますので、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。

以上になります!

お酒好きな方でも「そもそもお酒とは?」という根本的な疑問に対して再確認できたのではないでしょうか。
そして、お酒が苦手な方や初心者の方の入門編として役に立てたなら幸いです。

ということで、

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

次回もよろしくお願いします。