こんにちはもんたです!今回のお話は
『ウイスキーとはどんなお酒??』
というテーマでお話していこうと思います!!
みなさんは「ウイスキー」に対してどんなイメージをお持ちでしょうか??
僕の記事を読んでくれているという事は、ウイスキーに対して興味や挑戦してみたいといった気持ちがある方も多いかと思います。
そして、その一方でウイスキーに関しての知識がないから一歩が踏み出せない、なんて方もいるかもしれません。
でも大丈夫です!できるだけ分かり易く基礎の部分からウイスキーの事を説明していきますので一緒に学んでいきましょう!!
これからウイスキーに挑戦したい方も、すでにウイスキーが好きで基礎知識を改めて確認したい方もぜひ最後まで読んでいってください。
- ウイスキーがどんなお酒かわかります
- ウイスキーの魅力がわかります
ウイスキーとはどんなお酒??
「琥珀色に輝く魅惑のお酒」
そんなウイスキーはビールなど大衆的なお酒と比べて、確かに「少し上級者向け」であるとか「愛好家が飲むツウなお酒」といったイメージがあるかと思います。
しかし近年ではハイボールブームなどもあり、若い世代や女性などにも徐々に人気が高まってきているのです。
ウイスキーと一言に言っても、その種類は世界中に数多く存在していて、ウイスキー最大の特徴である「香り」も産地や銘柄によって千差万別です。
ではそんな多種多様な世界中のウイスキーには、共通した「ポイント」はあるのでしょうか?
つまりウイスキーとはどんなお酒なのでしょう??
結論から言います!!
- 蒸留酒であること
- 麦類やトウモロコシといった穀物類を原料とすること
- 木樽に詰められ長期熟成を行うこと
これがウイスキーというお酒のポイントです。
(生産国や地域によって細かい定義の違いはあります)
この3つのポイントを少し掘り下げて見ていきましょう!!
①ウイスキーは蒸留酒の仲間
お酒というのは製法により「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3つに分類できるのですが、その三分類の中でウイスキーは「蒸留酒」の仲間になります
三分類についてはこちらの記事
「蒸留」とはアルコール発酵を終えた『もろみ』と呼ばれる状態の原液を加熱し、発生した蒸気を集め冷却することで「蒸留液」という液体として回収することを言います。
こうして手に入れた「蒸留液」は原液(もろみ)の約3倍程度のアルコール度数まで濃縮されます。
ウイスキーの場合2~3回「蒸留」が行われるのが一般的で、アルコール度数約70~90度程まで高くなった「蒸留液」がいわゆる『ウイスキーの原酒』になるのです。
蒸留の方法には2種類ある
蒸留させる仕組み、すなわち『蒸留器』には
- 単式蒸留器(ポットスチル)
- 連続式蒸留器(コラムスチル/パテントスチル)
の2つの種類があり、造りたいウイスキーや目的などによりどちらかの方法が選ばれて「蒸留」が行われるのです。
『蒸留器』による違いや特徴、それぞれのおすすめウイスキーを紹介した記事はこちら
②原料は麦類やトウモロコシなどの穀物類である
ウイスキーの原料には大麦や小麦、ライ麦などの麦類やトウモロコシといった穀物類が使われています。
穀物類には、アルコール発酵に必要な「糖分」に変わる「デンプン」が豊富に含まれているので多くのお酒の原料として使われており、ウイスキーもそんな穀物を使ったお酒の一つになります。
ちなみに、同じ「蒸留酒」であるブランデーはブドウなどの果実類、ラムはサトウキビを原料とするため、ウイスキーとは原料の違いにより線引きすることができます。
またウイスキーの中でも、「どの穀物が原料として使われているか」で分類わけできるので、代表的なものを紹介しておきます。
原料によるウイスキーの種類を見てみましょう
③木樽に入れ熟成させる
実は「原料に穀物を使用した蒸留酒」というお酒は他にもあります。
例えば「麦焼酎」や「ウォッカ」「ジン」などの蒸留酒も穀物を原料にしているのです。
それらのお酒とは違う、ウイスキー独自の特徴が「木樽に入れ熟成させる」ところになります。
歴史を覗くと、『シェリー酒というワインを貯蔵していた樽にウイスキー(透明の原酒)を入れており、しばらくして開栓してみたら琥珀色のまろやかな液体に変化していた』という、偶然の発見からウイスキーの樽熟成は始まったそうです。
この樽熟成により、他の蒸留酒とは違う「深みのあるまろやかな味わい」と「魅惑的な香り」がウイスキーの魅力として追加されるのです。
樽の種類によって味わいが変わる
樽熟成の奥深いところが「樽の材質によりウイスキーに与える影響が変わる」ということ。
一般的に使われている樽材とその特徴をみてみましょう。
まとめ
今回は、
ウイスキーとはどんなお酒??
という事でお話させていただきました。
ウイスキーを
- 蒸留酒であること
- 麦類やトウモロコシといった穀物類を原料とすること
- 木樽に詰められ長期熟成を行うこと
以上の3つのポイントで掘り下げて見てみました。
ウイスキーは「お酒の三分類」の中で蒸留酒の仲間に分類され、
「蒸留」は単式蒸留器と連続式蒸留器という二種類の蒸留方法により行われるのが一般的です。
原料には、主に大麦などの麦類やトウモロコシといった穀物類が使用されます。
また『原料に何の穀物がどのくらいの割合で使用され造られるか』などによりウイスキーを種類分けする事ができるのです。
ウイスキー最大の特徴ともいえる魅惑的な香りは、樽の中でじっくりと熟成される事で生まれます。
その熟成樽にもいくつか種類があり、樽材によりウイスキーに与える影響が変わります。
このように3つのポイントを押さえたお酒こそが、
琥珀色に輝く芳醇な香りをまとったお酒『ウイスキー』
になるのです。
3つのポイントの説明でも少し触れた、
- 原料には、何の穀物が使われているのか
- 熟成樽には何の樽材が使われているか
- 製法はどんな製法か
などの違いで、世の中には様々なウイスキーが生み出されています。
さらに、造られる産地の気候風土や水質なども、ウイスキーの繊細な味わいには影響を与えると言われます。
世界には、
「世界五大ウイスキー」
と言われる、5つの国や地域で造られる有名なウイスキーがあります。
- イギリス(スコットランド)の『スコッチウイスキー』
- アイルランドの『アイリッシュウイスキー』
- アメリカの『アメリカンウイスキー』
- カナダの『カナディアンウイスキー』
- 日本の『ジャパニーズウイスキー』
になります。
それぞれ、五大ウイスキーの産地と呼ばれるようになるまでの歴史背景があり、その歴史の中で各地のウイスキーは独自に進化してきたのです。
世界五大ウイスキーに関してまとめた記事も挙げていきますので興味のある方は覗いてみて下さい。
以上になります!
ウイスキーをすでに愛飲している方や、これから始めようとしている方にとっても
「そもそもウイスキーってどんなお酒??」という基礎的な知識の再確認、学びになったのではないでしょうか。
ということで、
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!!
次回もよろしくお願いします。
もんたでした!